【ついに引退】レッドアロークラシックに乗ってみた≪特急小江戸|本川越→東村山≫

2021年4月26日

今回は昨日、4月29日に定期運用を離脱した西武10000系10105編成、レッドアロークラシック号に乗車しましたので、その様子を紹介します。
と言っても、車内はごく普通のレッドアロー号です。今回は、撮影の都合で新宿まで行かず東村山で降りました。

本川越駅から乗車

西武新宿線の終点、本川越駅にやってまいりました。
特急小江戸号は、真ん中のホーム2番線から発車します。なお特急が発着するホーム2・3番線は、有効長が7両編成分しかありません。

特急ホーム手前には、特急券売機が1台設置されています。

小江戸号の特急料金です。高田馬場、新宿まで500円と非常にリーズナブルな価格となっています。

今回は、東村山まで乗車しました。

入線

発車の12分前、17時48分に今回乗る小江戸38号が入線してきました。
3番線が降車ホームとなっていますが、3・4番線側が列車を待つ乗客で混雑していたため、乗車ホーム2番線側で降車扱いをしていました。

外観

レッドアロークラシックの車体です。運転台後ろには、西武のロゴが表記されています。

側面には、RED ARROW CLASSIC と表記がされています。

レッドアロークラシックのラストランのロゴも提示されています。
10年間もこの復刻塗装で走ったのですね…一回だけ池袋から秩父まで乗ったことがありました。
調べてわかったのですが、最後の1年間だけ新宿線を走り今に至るそうです。

行き先表示器です。表示器自体は変わっていませんが、塗装も相まって平成初期の頃に戻ったかのような感覚になりました。

車内

西武10000系の車内です。ドア上には、どの号車にいるのかを示す表示板があります。

車内のマップです。トイレや自動販売機などの設備は先頭車に固まって配置されています。

レッドアローの座席です。

フッドレスト代わりの鉄棒が、座席下に設置されています。
簡易的ながら足を延ばしたときに、ちゃんと足を置けるので、快適でした。

テーブルは、お弁当などを十分広げられる大きめのテーブルとなっています。
JRの特急と座席の快適性は、ほとんど変わらないです。

車内には、SEIBU FREE Wi-Fiが備わっています。移動中に川越の観光情報を調べるときに重宝します。

18時00分 本川越駅発車

18時04分発の急行西武新宿行きが到着してから、発車しました。

駅を出た直後に、東武東上線とJR川越線の下を通ります。

沿線には、田畑と住宅地や企業の工場などを見ながら、初代レッドアロー号譲りの爆音を立てて爆走していきます。

18時07分 狭山市に到着です。狭山市では1名降りられました。10分に満たないながらも特急料金が300円のため短区間での利用があるのですね…

列車は新所沢駅を通過中です。始発の準急西武新宿行きを追い抜いていきました。

所沢駅の手前で、機外停車して…西武池袋線と合流し、18時15分に所沢駅に到着です。
所沢では、6名程度の降車がありました。

所沢を出て、西武池袋線の下をくぐります。

住宅地を再び爆走して約3分、工事中の区間に入ると…

東村山駅に到着です。ここでも、わたくし含め10名弱の降車がありました。ここから入れ替わるように同程度、乗車してきました。撮影の都合でここで下車します。
東村山では、川越駅を17時51分に発車した急行新宿行きと接続します。次の停車駅は新宿です。

感想

西武10000系ですが、車内チャイムも相まって小田急ロマンスカーEXEみたいな雰囲気でしが、足回りは初代レッドアロー号のものを流用しているため、特急型車両とは思えぬ爆音でした…

レッドアロークラシックのような、前の世代の車両の塗装に復刻した電車だと、変に違和感を覚えることが多いですが、レッドアロークラシックは、非常に似合っていてかっこよくて好きです。
レッドアロークラシックとしての運行を終えたら、塗装は戻さずそのまま廃車になるのが意外でした。

廃車になるということもあって、他のレッドアロー号の動向も非常に気になります。後継車両はLaviewになるのか?それとも別の新型特急になるのか?

関係ないですけど、1本だけ地鉄に譲渡されたらしいので、営業運転を開始したら乗りに行きたいですね…

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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