2020年12月15日
午後、暇だったので東京方面へお散歩しに行きました。
そのさいに、東京まで特急踊り子号を利用しましたので、その様子を紹介します。
横浜駅から乗車
横浜駅に指定席券売機で、東京までの自由席特急券を購入しました。
横浜から東京までの自由席料金は520円です。ちなみに指定席の場合だと1,030円です。
2021年のダイヤ改正で、185系からE257系に統一されるのと同時に、自由席が廃止となり全車指定席になります。
この特急券で乗れるのも今のうちです…
踊り子号到着
始発の伊豆急下田を13時02分に発車した。横浜駅15時26分発の特急踊り子10号が到着しました。
横浜からは、私と同じく185系を乗り納めする鉄道ファンが数名乗車してきました。
というわけで乗り込みましょう。
横浜駅を順調に発車して、時速100km台となりました。
特急型車両ですが、ギア比は113系や165系などと同じ17:82(1:4.28)のため、爆音を立てて駆け抜けていきます。
そのため走行音はほとんど113系と同じで、昔ながらの東海道線を味わえます。
鶴見駅付近では、開業から1年が経過した相鉄・JR直通線の電車とすれ違います。
直通線から185系を見るのも残りわずかです。
多摩川を渡って東京23区内へ
列車は隣の川崎に停車しました。川崎では4名程度降車しました。
今回、端の席に座ったので、このように開閉したドアを見ることができます。
多摩川を渡ると品川まで一直線です。そのため100km以上を維持して高速走行をします。
車内を紹介
今回は、自由席号車(9,10号車)を紹介します。客用扉は急行型由来の大型のドアとなっています。
またゴミ箱が無機質なデザインで「くずもの入れ」と表記されており、昭和にタイムスリップしたかのような感覚になります。
お隣の10号車のデッキには、トイレが1台設置されています。
現代の車両と異なり若干窮屈です。
品川駅到着
品川駅に到着しました。6番線に到着です。
9番線には、仙台へ向かう最後の特急、ひたち19号が停まっています。
この列車の3分後を追いかけて常磐線方面へ走ります。
品川を発車して、品川電留線と高輪ゲートウェイ駅の間を走って都会のビル群へ向かっていきます。
今回の乗車で唯一の通過駅、新橋を通過します。
そして、東京到着の車内アナウンスが車内に流れます。
通常は8番線に到着するのですが、今回は到着番線を変更して9番線に到着するようです。
東京駅到着
横浜を出発して23分、終点の東京駅に到着しました。
短い時間、距離ながら楽しめました。東京駅では、私と同じく185系を撮る鉄道ファンの方が10名弱おられました。
ギャラリー
続々と最新の電車が投入されている東京都心で、40年弱経過した長い特急型車両が、日常に溶け込んで走り抜けるさまが見られるのも今のうちです。
感想
こんな日本有数の大幹線を、40年前に開発された古い電車が、令和になった今でも長い編成を連ねて走り抜けてくギャップが、面白いです…
そういったギャップはあるものの、ずっと踊り子号、東海道線の顔としておなじみの車両のため、沿線の日常に溶け込んでるのも面白いな~と思います。
踊り子号の自由席に乗れるのも今のうちです…
グリーン車感覚で気軽に乗ってみてください…まだ12月なら間に合います。