2021年3月23日
みなさん、こんにちは!keitripです。この日は、青春18きっぷで伊勢神宮へ向かいました。
関東からだと、道中に青春18きっぱーお馴染みの、静岡区間が待ち受けています。よく地獄の静岡区間と呼ばれてますが、私にとっては余裕!楽勝!でした。
この記事は、静岡区間を楽に移動する方法ではなく、楽しく過ごす方法として紹介、提案するものになります。
楽に移動を考えてる方は、東海道新幹線を利用する、もしくはホームライナー号をご利用ください。
ネタバレですが、始発等で一気に静岡区間を通す人には「地獄」とまでは行かなくとも辛い区間です。諦めてください!急いでいかなければ静岡区間は、快適とまではいかなくとも、楽しく移動ができます。
熱海駅
8時40分に静岡県の端、熱海駅に到着しました。
乗るのは、8時47分発の普通沼津行きです。おっと、2ドアだそうですね…まさか
やってきたのは、373系6両編成です。1日1往復だけ、373系が熱海までやってきます。
というわけで8時47分、熱海駅を発車します。熱海駅って本当にいろんな電車が来ますね~…
伊東線来宮駅付近を通過すると、丹那トンネルに入ります。なお電波は圏外です。
この373系の普通列車は、車内清掃がないため、進行方向とは逆向きにセットされていました。
9時06分、沼津駅に到着しました。このまま、ホームライナーとして静岡、できれば浜松まで行ってほしいところですが、ここで終点です。
列車は、東京寄りにある留置線へ向けて回送されます。
沼津で乗換
乗車するのは、9時12分発の島田行きです。車両はトイレ無し211系の3両編成です。
近年315系を導入して置き換えられることが決定しています。
静岡には10時08分、終点島田には10時37分の到着です。
沼津駅発車時点では、ほとんどの席が埋まっていました…座れなくて地獄と思うかもですが、座れないだけで、混雑してないので余裕です。
列車は、片浜、原、東田子の浦と停まって、吉原です。
全ての駅から富士山を見ることが出来たり、工場の中を突っ切ることで有名な岳南電車に、乗り換えることができます。
静岡観光を兼ねて、岳南電車を往復するのもいいでしょう…
吉原と富士の間では、多くの製紙工場を見ることができます。
今回は、見えませんでしたが、天気が非常にいいと、工場ときれいな富士山が絡む、まさに東海道らしい景色を楽しむことができます。
むちゃくちゃかっこよくないですか…これも東海道線静岡区間の魅力だと思います。
列車は、富士川を渡ります。ここから山が迫ってきて峠に入ります。
といっても、海沿いをトンネルなどを駆使して通過するので、山岳路線にありがちな峠道を進むわけではありません。
ものすごい崖になってますが、ここが東海道の難所、さった峠です。
この崖を登ったところが、旧東海道だと思います。知らんけど…
混んでて写真には納めてませんが、反対側は、東名高速道路と国道1号線と一緒に並走し、駿河湾の美しい景色を見ることができます。
海沿いの絶景路線でありがちな、線路のすぐ横が海ってわけではありませんが、これが大動脈、東海道だなって感じでとても好きな区間です。
興津で乗換
9時51分、興津駅に到着です。興津で降りた理由は…
熱海や沼津の時点で座れなかったとしても、1時間程度乗れば、興津で始発の列車に乗り換えて確実に座ることができるので、後続の電車に乗らなくても大丈夫です。
やってきたのは、10時03分発の浜松行きです。入線時刻は9時55分です。
車両は313系です。興津の時点では車内はガラガラです。
興津を過ぎると、少しずつ土地が開けてきて、清水駅に到着です。
清水では、多くの乗客が乗車してきました。
清水では、静岡鉄道(新清水)に乗り換えができます。JRに飽きた方は、清水~静岡を静岡鉄道に寄り道するのもありでしょう。
10時20分、静岡に到着しました。静岡で乗客の半数が入れ替わります。
11時から13時くらいに到着した場合は、ここで下車して昼食を摂って体力を回復することをお勧めします。
静岡の名物、さわやかもこの近くにあります。が駅前店舗ってこともあり割と混雑しています。
途中の焼津には、駅前に温泉がありここで、旅の疲れを癒すことができるそうです。
島田を出ると、大井川を渡ります。この大井川が静岡と浜松の境目と考えればいいでしょう。あと半分です。
大井川を渡って、金谷に到着です。金谷ではSLで有名な大井川鉄道に乗り換えができます。
本数が非常に少ないので、寄り道としては厳しい部分があります。
SLやまぐちの12系や南海6000系が譲渡されたり、今後が気になる会社ですね…
金谷と菊川の間では、日本茶の茶畑が一面に広がる景色を見ることができます。
これはこれで絶景です。静岡区間の楽しみの一つです。
11時07分、掛川に到着です。天竜浜名湖鉄道線は乗り換えです。
新所原まで浜名湖の景色を見に、迂回、寄り道するのもありでしょう。
1時間に1本、ここ掛川始発の列車が運転されており、列車によっては掛川から豊橋まで1本で行くことができます。
写真に見えてる列車は、次発11時18分発の豊橋行き(列車番号939M)で、313系1100番台(J0)で、豊橋までの1時間、転換クロスシートで人権を確保しながら快適に移動ができます。
どうしても転換クロスシートで行きたいって方は、念入りに調べていくことをお勧めします。
2020年3月14日、高輪ゲートウェイ駅と同じ日に開業した、御厨駅に到着です。
関係ないですけど、同じ読み方の御来屋駅が、鳥取県の山陰本線にありますね…
列車は、天竜川を渡ります。天竜川を渡ると天竜川駅です。
途中下車
11時29分 興津から約1時間30分 浜松の一つ手前、天竜川駅で降りました。
関係ないですけど、天竜川駅には、ラウンドアバウトがあります。
駅から歩いて約10分、炭焼きレストランさわやか浜松篠ケ瀬店に到着です。
浜松周辺の東海道線は、豊田町、天竜川、浜松、高塚の4駅連続で炭焼きレストランさわやかがあります。
どの駅から、約10分でたどり着くことができます。浜松駅にある浜松遠鉄店は、駅前店舗ということもあり混んでいますが、そのほかの店舗は郊外店舗のため、割りとすぐ入ることができます。
飯テロタイム
げんこつハンバーグセット(1210円)うめぇぇぇ!!!!
食後のデザート…チョコパフェ(495円)、ブレンドコーヒー(110円)…美味しい
13時09分 再び天竜川駅から浜松行きに乗りました。
高架線を上がると、13時13分に浜松です。
浜松で乗換
13時17分 乗換の13時25分発の普通豊橋行きが到着しました。車両は311系です。
この浜松(一部は掛川)~豊橋間は、大垣の車両(転換クロスシート)と静岡の車両(ロングシート)の2種がごちゃ混ぜで運用されています。
今回は運よく転換クロスシートの車両に乗ることができました。
快適ですね~
浜松駅を出ると、留置線やJR貨物の西浜松駅を見ることができます。
高塚と舞坂の間では、太陽光パネルがずらっと並ぶ光景を見ることができます。
舞坂~弁天島~新居町では、浜名湖を渡ります。
帰りに撮ったものですが、反対側を向くと、国道1号線浜名大橋を見ることができます。
新居町駅には、ボートレース浜名湖があります。
列車は新所原に到着です。掛川で分かれた天竜浜名湖鉄道が合流してきます。
JR線ホームからは、天竜浜名湖鉄道の車両を見ることができます。
新所原を出ると、静岡県から愛知県に入ります。
ここの区間は、意外と山がちな景色で、飽きないものです。
列車は最後の途中駅、二川に到着しました。二川駅手前、進行方向右側には東海道二川宿をチラッと見ることができます。
終点豊橋到着
13時59分 終点豊橋に到着します。もう愛知県に入っていますが、ここでいわゆる静岡区間は終わります。
3分の乗り換えで、14時02分発の快速大垣行きに乗りました。
接続時間に関係なく、対面乗り換えになる場合と、階段乗換になる場合があり、到着前の放送案内に気を付けてください。
ちなみに、名古屋には14時58分に到着しました。
まとめ
今回は、途中下車は天竜川でのお昼休憩のみでしたが、やや遅めの時間ということもあり、混雑に巻き込まれず、ほぼ疲れずに移動ができました。
2回か3回ぐらい、東海道線の始発でずっと静岡区間を乗りとおしましたが、ちょうど静岡のあたりでラッシュで満員となり、非常に疲れたのを覚えています。
岡山などの遠方へ行く方や、豊橋10時42分発の飯田線に乗車する方などの、より急いで静岡区間を抜ける方は、諦めるしかありません…
沿線には、多くの魅力的な鉄道なりグルメがあり、途中下車しながら静岡県内の至るところを観光することで、楽しく移動ができます。
日中などの空いている車内だと、東海道線沿線の景色をより楽しむことができます。
東海道線は、本数が多いので思い付きで途中下車するのもありです。
なので、予定より少し早く出るなどして、余裕を持って旅に出るといいでしょう。
たまたま、熱海から沼津までのわずか20分間、373系の乗り得列車ということで、裏技みたいに感じる方もいるかもしれませんが、本質はそこではないのであしからず…