【日本一周48日目】絶景路線!釧網本線を全線乗車 特急大雪で旭川へ〈2021-09-05〉

2021年9月05日

日本一周48日目、北海道の上陸して4日目のkeitripです。
本日は、道東の街・釧路から北海道の真ん中の旭川まで、絶景路線の釧網本線経由で行きました。

釧網本線の景色、釧路湿原では別世界にいるかのような感覚になりました。

前日 47日目の様子はこちら↓

釧路駅からおはようございます

釧路駅からおはようございます。朝、二度寝して朝食を食えませんでした。といっても朝食無料なのでいいや…

8時40分頃 1番線に乗る列車が到着です。

8時57分発 快速しれとこ摩周号 網走行きに乗車

前面には、ちゃんとヘッドマークが掲げられていました。

定刻通り釧路駅を発車 車内は大半のボックスシートが埋まり賑わっていました。

釧路から20分くらいすると一級河川 釧路川が蛇行している姿を見ることができます。

一級河川と聞くと、水害対策でまっすぐ整えられた姿を思い浮かべますが、この釧路川周辺を近い姿に戻すため、旧河川へ戻す「蛇行復元」が行われたそうです。

茅沼駅に到着です。ここはタンチョウヅルがやってくるそうですが、見ることはできませんでした。

この釧網本線は、川湯温泉付近まで、釧路湿原の中を走っていきます。

川湯温泉駅では、半数近くの客が入れ替わりました。

摩周湖や屈斜路湖、知床半島などの道東の景勝地、観光地へのアクセスの路線となっています。

川湯温泉と緑の間では、釧北峠を越えて網走の平野部へ…景色も湿原の景色から北海道らしい畑が広がる景色へ

2時間くらいで知床斜里に到着です。世界遺産知床へは、ここがアクセス拠点となっています。駅名に知床が含まれているので、非常にわかりやすいですね〜

知床斜里からオホーツク海の景色を見ることができます。キレイ…

日本の海岸線を走る路線は、ほとんどがかなり蛇行して走っているか、少し海岸から離れてトンネルで突っ切っているイメージですが、釧網本線は海沿いを大体一直線に走っています。

エモい!

海と反対側では濤沸湖の雄大な景色を見ることができます。

最後に立派な高架線を走ると

網走駅到着

定刻だと11時53分 途中、たびたび野生動物の線路侵入による減速があり、5分くらい遅れて終点の網走に到着です。

キハ40とキハ54が連結した遠軽行きが居ました。

この網走駅の看板は、有名な話ですが、網走刑務所の受刑者が「この縦書き看板のように、横道にそれることなく、まっすぐに歩んで生きて行って欲しい」と願いが込めて縦書きになっています。

冬のオホーツク海といえば流氷!
流氷観光砕氷船 おーろら号は、網走から乗ることができます。

また、流氷館などの観光地がありますが、臨時休業だったり、定期観光バスが昨今の状況を踏まえて、運休していました。ぴえん

網走駅にある網走監獄をイメージした檻風の看板で捕まったワイ

特急大雪に乗車

12時35分発 特急大雪4号 旭川行きに乗車

4両編成で、グリーン車を連ねている国鉄気動車特急は、

かっこいい!

ということで、定刻通り 12時35分 網走を発車

釧路駅で事前に買っていた駅弁を食べましょう。

三色丼(1050円)です。いくら、かに、サーモンと酢飯の相性が抜群で、おいしかったです

女満別までは、網走湖が姿を見せます。

北海道はええの〜

雲行きが怪しくなってきましたね〜

金華信号場を超えて、常紋峠越えへ

常紋信号場跡が見えてきました。

上り勾配で速度を落として常紋トンネルへ入り、下り勾配へ

そして遠軽へ ここで進行方向が逆転します。

その後、白滝に到着 次の停車駅は隣の上川だそうです。

列車は、再び峠道へ。次の峠は北見峠というそうです。秘境感半端ねぇぇぇ

途中、3箇所の信号場を通ります。

15時40分 隣の白滝から38分で、上川駅に到着です。
白滝〜上川間は、日本の在来線で最も長い駅間で、営業キロは36.3kmだそうです。

列車は上川盆地に向けて坂を段々と降りていきます。段々と晴れてきましたね〜

宗谷本線と合流、複線で高架線に入っていきます。

16時19分 終点の旭川に到着!めちゃくちゃ立派、大都会ですね〜

7番線には、THE ROYAL EXPRESSが停まっていました。

「1日1セコマ」ということで、ホテルにチェックイン後 セコマで飯を調達

今日のディナーはセコマのカツ丼とナポリタンでございます。
食後のデザートはセコマの北海道アイスクリームで、種類はアイスミルクではなく、正真正銘のアイスクリームです。

非常に美味でございましたわ!

感想

釧網本線からの景色 こんな自然の中を普通の列車で行く最高の贅沢を味わえました。
なんというか、異世界に迷い込んだっていうのか、ヨーロッパの方に迷い込んだっていうのか、表現が難しいですが、美しく幻想的でした。

旅程、時間に余裕がある方は、釧網本線の観光列車 ノロッコ号でのんびり行くのもいいでしょう。次はノロッコ号で行ってみたい!!!

あと、オホーツク海の景色が、とにかく雄大で美しかったです。

石北本線 特急大雪 二つの大きな峠を超えて、北海道の険しさを感じることができました。
途中電波が通じない、人がそう簡単に入れないところを、グリーン車付きの4両編成の特急が、軽やかに抜けていくのが頼もしかったですね。

明日は、宗谷本線の特急で日本最北端の駅 稚内へ
そこから日本最北端の岬 宗谷岬を目指していきます。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

鉄道コム

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