乗車日 2020年5月22日
みなさん、こんにちは!keitripです。今回は、外房線特急新宿わかしおに乗車してきました。
特急わかしお号は、東京から京葉線経由で、外房線勝浦や安房鴨川を結ぶ列車ですが、
土休日に1日1往復のみ、新宿から中央線、総武快速線を経由して安房鴨川を結ぶ、新宿わかしお号があります。
その新宿わかしお号の様子を、途中の大原までですが、紹介いたします。よろしくお願いいたします。
今回使う乗車券について
今回は、JR東日本の予約サイト、えきねっとの割引乗車券、えきねっとトクだ値35を利用していきます。
新宿から大原までは(営業キロ103.6km)、運賃¥1,980 特急料金(通常期)¥1,890、合計¥3,870のところ、運賃、料金ともに割り引かれて¥2,500(通常期)で、通常より¥1,370安く行くことができます。
なお、えきねっとトクだ値は、東京または新宿から、茂原、上総一ノ宮、勝浦、安房鴨川のみの設定となっています。なので今回のように大原で降りる場合は、その先の勝浦まで購入する必要があります。
始発の新宿駅
始発の新宿駅にやってきました。発着ホームは、東京行き快速電車と同じ7番線からの発車です。
間違えて、特急ホーム5・6番線、9・10番線に行かないように気を付けてください。
車両は、房総の顔でおなじみの255系電車9両編成です。前から9号車の順で後ろが1号車です。
- 指定席 1号車~5号車
- グリーン車 4号車
- 自由席 6号車~9号車
となっています。しおさいや通常のわかしお号が1号車が自由席なのに対して、この新宿わかしお号は1号車も指定席となっています。
行き先表示板になります。特急しおさいのように、経由路線が表示されています。
新宿発車
7時18分 定刻通り新宿駅7番線を発車していきます。新宿駅出発時点での乗車率は10%くらいでした。
写真をご覧いただくとわかるように、東京行きの快速電車の入線とほぼ同時の発車です。
列車は、総武線各駅停車と並走して御茶ノ水まで走ります。速度は60kmを維持するように走っています。
快速電車で次の停車駅、四ッ谷は通過していきます。
水道橋付近で、各駅停車と交差し、大きく右へカーブしていきます。
御茶ノ水付近では、後続の新宿さざなみ1号になるE257系500番台の回送電車とすれ違いました。
各駅停車の線路に35km程度のゆったりとした速度で転線し、御茶ノ水を通過します。
そして高い高架線をゆっくりと走ると、すぐに秋葉原に到着です。
7時30分 秋葉原駅に到着しました。普段各駅停車しか走らないところに、特急電車が停まるのって不思議な感覚がしますね…
2分間停車し、7時32分に秋葉原駅を発車しました。40km台で加速を止めて、次の浅草橋までの下り勾配を利用して少し加速していきます。
浅草橋駅通過後、隅田川を渡ります。
両国国技館が見えると、両国を通過です。
ちょうど、千葉の観光列車「B.B.BASE」が停まっていました。
両国駅通過後約2分で、東京からやってきた快速線に転線します。
錦糸町駅到着
7時39分 錦糸町に到着しました。前述のとおり、ここから総武快速線に入ります。
あまり関係ありませんが、この新宿わかしおの前は、成田エクスプレスで、後続が私が以前乗車した特急しおさい1号です。つまり、特急列車が3本連続で来ます。
そして、前を走る快速電車は、市川で成田エクスプレスとこの列車に、津田沼でしおさい1号に抜かされます。超鈍足ですね…錦糸町から千葉までの所要時間は各停と3分しか変わらないそうです…
錦糸町から先は、可能な限りトップスピードで走り抜けて行きます。
列車は新小岩駅を通過し、そこから120kmまで加速して行きます。
255系電車は、JR東日本の他の特急電車よりギア比が高いため、かなり唸らせながら走行します。
列車は、江戸川を渡り千葉県に入りました。
7時47分頃 市川駅を通過します。先行の快速千葉行きを追い抜かしました。
本八幡、下総中山、西船橋を快調に飛ばしていきます。
7時51分 船橋駅に到着しました。船橋駅にとっては数少ない特急の停車です。
7時52分 船橋駅を発車しました。 船橋では1名乗車してきました。
7時55分 次の津田沼駅に到着します。総武本線 特急しおさい号は、ここ津田沼を通過しますが、この新宿わかしおと新宿さざなみ1号・3号、季節臨時列車のあやめ祭り号(成田・鹿島線方面)は停車するようです。
7時56分 津田沼駅発車後 幕張車両センターへ入庫する津田沼止まりの電車が、走ってる様子を見ることができます。
ここの車両基地、いろんな電車を見ることができて面白いですよ…ただめっちゃ飛ばすので、写真に収めるのは難しいです。
幕張駅を越えたあたりで、新検見川などの高層マンション群を見ることができます。夜になるときれいですよ~
相変わらずの高速で走っていますね…
西千葉駅通過後は、総武本線と分かれて上り線を跨ぎます。
千葉到着
下り終えると8時06分 千葉に到着します。千葉では4分停まります。
到着と同時に、内房線君津行きが発車していったようです。
その3分後 8時09分には特急しおさい1号が到着しました。
8時10分 千葉駅を発車します。
京成千葉線・千原線と並走しながら本千葉を通過すると、京葉工業地帯のそびえ立つ煙突を見ることができます。
その後、通常のわかしお号・さざなみ号が通る京葉線が合流してきました。
8時14分 蘇我に到着します。先行の内房線君津行きに乗り換えができます。
写真を見ると木更津行きになってますが、後ろ4両を木更津で切り離すからだそうです。
8時15分 蘇我を発車し京葉臨海鉄道と内房線と分かれて、太平洋を目指します。
蘇我を出ると高低差が激しくなり、掘割の区間だったり、盛土の区間を多く通ります。
速度は相変わらず速く、場所によっては120km出していました。
なお、総武快速線と異なり、結構揺れます。茂原から上総一ノ宮がすごかったですね~…
8時28分 東金線との分岐駅 大網に到着しました。
大網を出ると、地上を走る区間が多くなります。
8時36分 高架線を上って茂原に到着しました。一緒に乗った友達のわたがしが、松江駅みたいって言ってました。
千葉の田園風景を高速で駆け抜けて 8時43分 上総一ノ宮に到着しました。
上総一ノ宮を出ると、中央西線のように単線になったり複線になったりします。留置線に209系電車が停まっていました。
ここから先、再び山に沿うような走り方となります。速度は遅くなり95km~100km程度で、駅通過時はポイント等で45km~60kmに落とされることが多いです。
東浪見、太東、長者町、三門を順調に通過し、
いすみ鉄道線が合流してくると大原です。
大原駅到着
8時54分 大原に到着しました。ここで降ります。
今回、いすみ鉄道と小湊鉄道の車両を貸し切るオフ会ツアーがあったので、30名近くが降りられました。わたくし須田も参加してきました。
新宿わかしおの時刻について
停車駅 | 到着時刻 | 発車時刻 | 備考 |
新宿 | 7:18 | 快速線ホーム7番線 | |
秋葉原 | 7:30 | 7:32 | 緩行線ホーム6番線 |
錦糸町 | 7:39 | 7:40 | |
船橋 | 7:51 | 7:52 | |
津田沼 | 7:55 | 7:56 | |
千葉 | 8:06 | 8:09 | |
蘇我 | 8:14 | 8:15 | 内房線君津行き8:16発 |
大網 | 8:28 | 8:29 | 東金線成東行き9:01発 |
茂原 | 8:36 | 8:37 | |
上総一ノ宮 | 8:43 | 8:44 | 普通安房鴨川行き9:23発 |
大原 | 8:54 | 8:55 | いすみ鉄道大多喜行き8:58発 |
御宿 | 9:02 | 9:03 | |
勝浦 | 9:09 | 9:10 | 普通安房鴨川行き9:57発 |
上総興津 | 9:17 | 9:18 | |
安房小湊 | 9:26 | 9:28 | |
安房鴨川 | 9:37 | 内房線木更津行き9:40発 |
注意
- 土曜休日などの特定日運転の臨時列車です。
- 日によって、車両が変わる場合があります。充当される車種によってはグリーン車が付いておりません。
感想
千葉や蘇我はもちろん、船橋、津田沼などの快速線の主要駅にも停車するため、千葉県内のみでの利用客が多いのが印象でした。
今回は、コロナ禍というこもとあり、空いていましたが、夏になると海水浴客やサーフィン客等で賑わうことでしょう…
錦糸町まで中央快速線や緩行線を転々とし、通勤電車とは違う目線で東京の見慣れた区間を体験出来るのが、鉄道ファン的に面白いです。
個人的にですが、前回もしおさいで255系に往復乗車したので、E257系500番台で来てほしかったなと思います。元中央線のE257系が日によっては入るようで、乗ってみたいですね~
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。