2021年3月14日
みなさん、こんにちは!keitripです。
今回は、只見線経由で会津若松へ向かいました。そのさいに乗車した上越線の景色を紹介します。
後半ということで、水上から越後湯沢までの上越国境区間の紹介をします。
水上駅
乗換駅である水上駅です。駅の中ほどに狭い跨線橋があります。
1本しか跨線橋が設けられてないので注意してください。またこれより先は、suicaの利用ができないので注意してください。
今回乗車したのは、9時44分発の普通長岡行き1731M列車です。2+2の4両編成です。
E233系と同じく停車駅のスクロールがあります。
一番後ろの車両に座りました。
E129系は、水上・直江津寄り先頭車にトイレが付いています。今回のように2+2の編成を組む場合はトイレが二つ付きます。
9時44分 水上発車
9時44分、定刻通り水上駅を発車しました。
車内の混雑状況は、ボックスシートの区画が全部埋まり、ロングシートにばらけて着席している状況です。
水上駅構内を出ると利根川を渡ります。
川端康成の小説「雪国」で「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」が有名ですが…
上越線はトンネルに入る前の水上の時点で、結構雪が積もっています。
点線国道として越えられない峠として有名な清水峠を通る、国道291号線と並走します。
まもなく、下り線は新清水トンネルに入ります。
新清水トンネルに入る直前で、上越線の上り線と分かれます。別れた直後に湯檜曽駅があります。
奥の高いところにうっすらと線路が見えますが、あれも上越線の上り線です。
上越線の上り線は、勾配緩和のためループ線となっています。
トンネルに入った直後に湯檜曾駅到着です。
湯檜曾を出ると、新清水トンネル内を90kmくらいの速度で走ります。
9時33分、トンネル駅にあることで有名な土合駅に到着です。
土合駅の観光で降りる方が数十名いました。
土合駅を出て少しすると群馬と新潟の県境を越えます。
新清水トンネル内は、電波が圏外となります。注意してください。
トンネル内では100km近い速度で走るため、トンネル内で音がかなり反射してそれなりにうるさいです。
新清水トンネルを通過
土合を出て7分くらいすると、新清水トンネルを抜けて雪国です。
トンネルを抜けた直後で魚野川を渡ります。
土樽駅到着直前に関越道が上を通ります。
10時01分、土樽駅に到着しました。ここで、なぜか2名程度降りました。
土樽駅を出ると下り勾配になります。
そして毛渡沢に架かる毛渡沢橋梁を渡ります。カーブ上に架かる美しい橋梁になります。
一度トンネルをくぐると、再び上り線と分かれて新松川トンネルに入ります。
上り線は、土樽と同様にループ線になっています。新松川トンネルを通る下り線は大きくオメガカーブを描きます。
新松川トンネルを出ると、もう一度魚野川を渡ります。奥のほうから上り線が合流してきます。
合流して間もなくすると、越後中里です。
湯沢中里スキー場に直結しており、多くのスキー客でにぎわいます。
車内からは無料休憩所として使われている、旧型客車があります。
関越道をもう一度くぐると多くのホテルや旅館が見えてきます。
岩原スキー場前に到着です。上越沿線はスキー場が多く、岩原スキー場前駅のほかに上越国際スキー場前駅もあります。
岩原スキー場前を出ると、大きく右にカーブします。
町が見えてくると、越後湯沢駅に到着です。
10時16分 越後湯沢到着
越後湯沢に到着しました。温泉に入ったり昼食を摂るため、僕はここで降ります。
今回乗車した1731M列車は、越後湯沢で14分停車して10時30分に発車します。
越後湯沢では、温泉客やスキー客と思われる人が30名程度降りました。
越後湯沢では、酒風呂湯の沢に使った後
立ち食いそばの湯沢庵で山菜そばを食べました。
ここのそば、めちゃめちゃおいしいので是非食べてみてください。
感想
3月は暖かくなってくる季節ですが、ご覧いただいた通り上越線は日本有数の豪雪地帯で、完全に冬の景色です。
冬景色を味わいたい方は、東京から近く気軽に訪れることができる上越線に乗車してみてはいかがでしょうか?
なお、上越線の水上から越後湯沢までの区間は、1日5~6往復しか走っていないので時間だけは、気を付けてください。
上越南線の記事はこちら↓