2021年08月08日
みなさん、こんにちは!keitirpです。
今回は、小野田線本山支線のご紹介です。
この本山支線は、雀田駅から長門本山駅を結ぶ全長2.3kmの短い路線で、2003年までは旧型国電クモハ42が走っていた路線でした。
そして、この本山支線は1日3往復となっており、鉄道のみでの到達難易度が高い路線となっております。
そんな、本山支線の乗車の様子を宇部新川から雀田までの、乗換の様子を含めて紹介します。
宇部新川駅から小野田線に乗車
ここは、宇部線宇部新川駅です。小野田線の電車はここを起点に走っています。
今回乗る電車は、17時57分発 小野田行きです。発車番線は跨線橋を渡って4番線です。
荷物電車を改造 123系電車に乗車
今回乗る電車です。車両は荷物電車を改造して出来た123系電車です。両運転台で1両編成で動ける数少ない電車で、宇部線・小野田線自体が戦時買収私鉄だったため、中小私鉄に迷い込んだ雰囲気です。
この123系は、現在5両しか在籍しておりません。
荷物電車を改造したこともあって、他の電車と窓配置が大きく違うため、独特の雰囲気が漂います。
この宇部新川駅は『シン・エヴァ』のラストシーンに出てきました。
Googleで「宇部新川」と検索すると「エヴァ」が上位に出てきます。
17時57分 宇部新川駅発車
17時57分 宇部新川駅を発車しました。
その後、宇部新川の住宅地を走り抜けます。
18時00分 居能駅に到着です。
その後、左へカーブして、宇部線と分かれて行きます。
そして厚東川を渡ります。
次の妻崎駅で、小野田からの宇部新川行きとすれ違いました。
そして長門長沢駅に到着です。
18時09分 → 12分 雀田駅到着 本山支線へ乗り換え
雀田駅に到着しました。別のホームに停まっている長門本山行きに乗り換えます。
雀田駅の小野田行きホームは、ものすごい急カーブにあって模型の世界にいるようです。
次乗る123系は、先ほど乗った車両とドアや窓の配置が異なっています。先ほどの車両より大きく改造したもののようです。
座席はバケットシートとなっています。それが端から端まで24席並んでいて、圧巻!!!でした。
小野田線は乗車時間が長くても30分程度と短いですが、トイレが設置されています。
3分の乗り換え時間で、18時12分に雀田駅を発車しました。この18時12分発の電車が、長門本山行きの最終電車です。
青春18きっぷシーズンということもあり、車内は鉄道ファンが20名程度乗車して賑わっていました。
その後、森の中を通り抜けるような走り方をします。
雀田駅を発車して2分 唯一の途中駅 浜河内駅に到着です。
進行方向右側には、夜景スポットで有名な竜王山が見れます。
終点 長門本山駅到着
18時17分 長門本山駅に到着。宇部新川駅から20分 雀田駅から5分掛かりました。
駅の全体の様子。狭いホームと小さな待合の屋根がある、模型にありそうな駅です。
屋根に囲われている下にベンチがあるくらいです。
時刻表になります。すごく寂しいですね…寂しい時刻表ランキングを作ったら、かなり上位にきそう。
車止めです。小さいながらも、コンクリートでできた第4種車止めになっています。
列車は折り返し 18時37分発 宇部新川行きになります。
感想
電車も1両で、ホームも短くこぢんまりとしていて、紀州鉄道同様に模型の世界にいるような感覚になりました。
長門本山駅の、海の目の前にある小さな駅特有の空気が”最果て”って感じで、面白いです。
気になった方は、頑張って訪れてみてはいかがでしょうか?
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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