2020年10月20日
長野電鉄で元ロマンスカーHiSEに会いに、長野へ向かいました。
新幹線で長野に直行もいいかと思いましたが、せっかくなのでしなの鉄道線で115系を堪能して行きたいと思い、乗車しましたのでその様子を紹介します。
始発の軽井沢駅
東京駅6時28分発のはくたか551号金沢行きに乗って、軽井沢に7時34分に到着しました。
8分の乗換で、7時42分発普通ワンマン小諸行きに乗り換えます。
今回乗車したのは、スカ色のS26編成の2両編成です。
青いモケットで丸いつり革の車両で、割と国鉄時代に近い雰囲気を味わえました。
軽井沢7時42分発車
ロクサンを横目に見ながら、ゆっくりと軽井沢駅を発車します。
乗車率は、大体のボックスシートとロングシートが埋まっていました。
次の駅、中軽井沢に到着です。
中軽井沢と次の信濃追分では、沿線の学生が乗り込んできて、ドア付近はそれなりの混雑となりました。
途中、かなり霧が立ち込めるところを通過しました。
小諸で乗換
8時06分、小諸に到着しました。
小諸では7分の乗り換え時間で、8時13分発の普通長野行きに乗り換えます。
乗り換えたのは同じスカ色のS16編成の3両編成です。
この車両は、モケットが交換されておにぎり型のつり革となっているリニューアル車に相当するものとなっています。
ほぼ満席の状態で、小諸駅を発車しました。
滋野では、長野色の編成とすれ違いました。
211系がやってくる前の中央本線みたいですね…
小諸を出て約20分、長野北陸新幹線の高架橋が見えてきたら、上田城の城下町、上田に到着です。
電車は、西上田に到着しました。
上田西高等学校の最寄り駅となっており、登校の時間ということもあり、そこの生徒さんが多く降りられました。
戸倉に到着
8時50分、しなの鉄道の運行拠点駅である、戸倉に到着しました。
戸倉には、しなのサンセット・しなのサンライズ・軽井沢リゾートに使用される新型車両SR1系が停まっていました。
写真には撮れませんでしたが、全編成揃った6両編成で停まっていました。
戸倉駅では、長いホームを活用して入換中の電車がいました。
屋代駅に到着しました。2012年4月1日に廃止された長野電鉄屋代線(2002年までは河東線)が乗り入れていたため、屋代駅には長電テクニカルサービスの建物があります。
実は、しなの鉄道の電車のメンテナンスは、長電テクニカルサービスで行っています。
長野電鉄屋代線の廃線とわかれ、篠ノ井を目指し左へ進みます。
千曲川(信濃川)を渡り、列車は篠ノ井線と合流して篠ノ井駅に到着します。
篠ノ井駅到着
9時04分、篠ノ井駅に到着です。篠ノ井からは、JR線に入ります。
実は、篠ノ井から長野までのわずか9.3kmは信越本線なのですが、実態としては、しなの鉄道と篠ノ井線の共用区間みたいな感じです。
案内するときも、信越本線直通とは言わず、そのまましなの鉄道もしくは篠ノ井線って案内されています。
篠ノ井駅を発車した直後に、長野駅を9時ちょうどに発車した、特急ワイドビューしなの6号名古屋行きとすれ違いました。
列車は、川中島の戦いで有名な川中島駅を発車して、犀川を渡ります。
長野駅到着直前には台湾鉄道自強号色の編成とすれ違いました。
留置線の横をゆっくりと走り、長野駅の2番船に到着します。
長野駅到着
小諸駅を出発して約1時間、軽井沢駅を出発して約1時間半、終点長野に到着です。
9時19分に到着しました。
実は、この長野行き、長野からは9時24分発の普通ワンマン妙高高原行きとなります。
事実上のしなの鉄道線と北しなの線の直通列車なのです。
このあと、長野電鉄の特急ゆけむり号で湯田中へ向かいました。
~あとがき~
戸倉駅で軽く触れましたが、今年の夏、しなの鉄道に待望の新型車両SR1系が導入されました。
新型コロナウイルスの影響で、予定より納入ペースを遅らせることとなりましたが、ついに115系引退へのカウントダウンが始まったということです。
JRみたいに一気に導入されるわけではないので、まだ比較的余裕はありますが、早いうちに乗りに収めたり、撮りに収めたりしたほうがいいでしょう。
115系がなくなると、一見寂しくなるかと思いますが、わたしは115系や169系のしなの鉄道塗装がそのまま引き継がれるってこともあり、大変期待しております。
SR1系に統一されることで、周辺の鉄道との関係がどのように変化するのかも期待したいところです。
ライナー車両と一般車両で連結して半分指定席、半分自由席の列車ができたら面白そうだな~…と勝手に妄想してます。
あと、個人的なことですが、一度でいいから旅行商品で「ろくもん号」に乗ってみたいですね…
実は、旅行商品で観光列車に乗ったことがないんですよ…
以上で終わります。ありがとうございました。