乗車日 2021年11月28日
みなさん、こんにちは。keitripです。
今回は東武鉄道を走る、急行型の香り漂う電車。6050系の紹介です。
2017年4月 特急リバティ号が登場するまで、浅草発の快速、区間快速として、東武日光・新藤原・会津田島まで活躍していた車両。
現在は、500系リバティや20400型の投入で、順次置き換えが進んでいます。置き換えの都合で、もう数十年は残るとは思いますが、乗り納めてきな感じで記録してきました。
6050系が気になっている方に少しでも、乗車気分を味わっていただけたら幸いです。よろしくお願いします。
鬼怒川温泉から乗車
ここは、多くの特急列車が始発・終着点とする、東武鬼怒川線の鬼怒川温泉駅です。
駅前には、SL大樹の転車台がライトアップされていました。
乗車のため跨線橋を渡ります。跨線橋には東武鬼怒川線に関する解説が気がありました。
17時52分発 下今市行きの到着です。これに乗車します。
東武6050系 車内の様子
2ドアで、車端部、ドア付近がロングシート、7区画のボックスシートが並びます。
キハ40系や475系のような雰囲気です。
蛍光灯には、ちゃんとカバーも取り付けられており、急行型感が感じられます。
かつては3つの行き先の快速・区間快速に使用。車内から列車の行き先が分かるように、車内にも行き先表示機が取り付けられています。
座席は紅いモケットで、座り心地は沈み込むような感じでフカフカです。
個人的な感想になりますが、「コメダ珈琲」の椅子みたいです…
300系・350系同様の壁掛けテーブルも備わっており、飲食を楽しみながら旅を楽しめます。
テーブルを引き出したり、折りたたむ際は指を挟まないように十分注意してください。
トイレは、会津田島・新藤原方の車両に1台設置。
トイレは昔ながらの和式となります。水栓ボタンは、ペダル式です。トイレの器具類も350系とほとんど変わらない感じです。
鬼怒川温泉 発車 次は東武ワールドスクウェア
17時52分 鬼怒川温泉を発車。車内を散策しているうちに、東武ワールドスクウェア駅に到着です。
鬼怒川温泉発車時は、7割~8割程度のボックス席が埋まっていましたが、東武ワールドスクウェアからは全てのボックス席が埋まりました。
続いて小佐越駅に到着です。
東武鬼怒川線では、2021年11月20日~2022年3月31日までの期間、沿線をイルミネーションでライトアップする「いっしょにイルミネーション」が行われており、駅などにキレイなイルミネーションが飾られています。
次の新高徳では、野岩鉄道・会津鉄道の3社直通、会津田島行きとすれ違います。
鬼怒川を渡って次は大桑です。大桑駅手前には、樹木もキレイにイルミネーションが輝いていました。
大桑駅に到着。星の中を走るSL大樹がいました。青色で12系・14系客車を表現してるのが個人的にツボです。
大桑の次、大谷向駅を発車して、大谷川を渡ります。大谷川を越えて左カーブを進むと、終点の下今市駅。
車内から下今市駅の明かりを見ることが出来ました。
18時14分 終点・下今市駅到着
18時14分 終点・下今市駅に到着
18時15分発 特急けごん48号浅草行きに、対面接続で乗り換えました。
感想 昔の旅を感じつつイルミネーションを堪能
昔の急行型のような雰囲気、外が暗く夜汽車に乗った気分を味わいつつ、
ちょうど鬼怒川線沿線で行われていたイルミネーションを、わずか20分間ですが満足に楽しむことが出来ました。
なんというか哀愁漂うレトロさと、活気づく沿線の2つを味わえた感じ…
次回乗車するさいは、野岩鉄道・会津鉄道線で6050系を大満喫したいところ…
イルミネーションは3月末までの開催です。気になった方は、ぜひ日光・鬼怒川を訪れてみてください。今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。