【圧倒的快適】モーニングウェイ号で通勤するロマンスカー貴族≪大和→新宿≫

みなさん、こんにちは。小田急線ユーザー、神奈川県大和市在住のkeitrip/須田 恵斗です。

今回は、小田急線ユーザーの私が新宿方面へ通勤する様子をお届けいたします。

小田急小田原線は、日本でもトップクラスに混雑する路線です。
2018年には複々線化工事が完了し、電車の大増発や、複々線を柔軟に活かした緩急分離・千鳥停車が行われるようになり、多少混雑が緩和されましたが、それでもかなりの混雑を見せています。

そのため、小田急は通勤時の着席需要の応えるための、特急ロマンスカーを走らせています。

今回は、そのロマンスカーの紹介です。よろしくお願いいたします。

最寄りの大和駅から乗車

朝9時30分までに新宿に到着するロマンスカーは、始発駅と曜日にかかわらず「モーニングウェイ」という列車名を名乗っています。(2018年ダイヤ改正より)
列車によって始発駅が異なり、相模大野発・本厚木発・秦野発・小田原発・藤沢発となっています。

また、地下鉄直通ロマンスカーも、朝10時までに大手町・北千住へ到着するロマンスカーは、「メトロモーニングウェイ」の列車名となっています。

このモーニングウェイ/メトロモーニングウェイは、上りのみの設定で、新宿行き/北千住行きのみの運転です。

イメージ的には、新宿17時以降の全ての下りロマンスカーに付けられる「ホームウェイ」の朝バージョンと考えると良いでしょう。

ということで、eロマンスカーで予約した券の発券を、改札外の券売機で行います。

江ノ島線からのモーニングウェイ号は、2022年ダイヤ改正現在、平日2本、休日1本です。

平日の江ノ島線モーニングウェイ号

  • モーニングウェイ60号 藤沢 6:16発 → 新宿 7:24着 GSE7両
  • モーニングウェイ62号 藤沢 8:12発 → 新宿 9:10着 MSE10両

休日の江ノ島線モーニングウェイ号

  • モーニングウェイ60号 藤沢 8:34発 → 新宿 9:25着 MSE10両

です。
朝6時台のモーニングウェイ60号は、7両編成と短いこともあり、前日の時点で満席となっていました。

朝の急行(相模大野から快速急行)の混雑状況ですが、大和駅発車時点で相当な混雑を見せています。

モーニングウェイ62号に乗車

8時28分 大和発車

約15分後 8時26分 モーニングウェイ62号が到着しました。

朝しか見られない「モーニングウェイ」の表示です。

8時28分 大和を発車しました。車内は4割程度の乗車率でそこそこ空いています。

次の停車駅は、小田原線との合流地点・相模大野です。

発車して10分も経たないうちに、相模大野に近づいてきました。

8時38分 相模大野発車

8時36分 相模大野に到着。小田原線からの乗り換え客とみられる乗客が多数乗車し、8割近い乗車率で混雑を見せています。

そして、8時38分に相模大野を発車。

小田急で2番目の乗降人員を誇る町田駅を通過。各駅停車新宿行きを追い抜かします。

その後は、向ヶ丘遊園まで丘陵地帯を走ります。

町田から2駅目の鶴川を通過。朝ラッシュがピークを過ぎる頃の時間と言うこともあって、朝の時間帯では珍しく、各停や通勤準急の追い越しはありませんでした。

新百合ヶ丘駅に近づくころ、桜並木がキレイに花を咲かせている姿を見ることができます。
ロマンスカーでなければ、気づくことは恐らくなかったと思います。
車内で、ゆったりとくつろいでるからこそ、何気ない通勤でも季節の変化を感じ取れたのでしょう。

8時50分 新百合ヶ丘発車

8時48分 多摩線との合流地点、新百合ヶ丘に到着。後続の快速急行を待つ方が多数見られます。

ここでは、各駅停車新宿行きと接続。ロマンスカーが停まらない駅からの利用もしやすいようになっています。
新百合ヶ丘でも多数の方が乗車し、車内はほぼ満席。550名以上の方を一気に新宿まで輸送。

8時50分に新百合ヶ丘を発車。その後、向ヶ丘遊園駅手前で一旦停止しました。

前を走る急行が、ドア点検を行っていたようです。ですが、ロマンスカーの中で不快な思いを感じずにゆったりと待つことができました。

その後、7分ほど遅れて登戸を通過。多摩川を渡って東京都へ入ります。
登戸~代々木上原は、小田急自慢の複々線区間。優雅にロマンスカーは駆け抜けていきます。

そして、成城学園前の手前で、始発の準急が待機しているのを見られました。これもラッシュ時独特の光景と言えるでしょう。

成城学園前を通過すると、徐々に新宿の高層ビル群が見えてきました。

続いて、経堂駅を通過。緩行線を走る準急と、急行線を走る急行新宿行きを一気に抜きます。

経堂で通過待ちを行う急行は、朝しか見られない光景です。

梅ヶ丘駅通過後に、一気に下北沢の地下区間に潜ります。

地下区間を抜けて、代々木上原に近づくと、先ほどまで遠くに見えていた、新宿の高層ビル群が近づいてきました。

その後、ゆっくりと新宿駅場内に入ります。

新宿駅到着 急いで折り返し

9時17分、定刻より7分ほど遅れて新宿駅に到着。箱根へ向かう多くの観光客が待っていました。

新宿駅到着後、駅員や清掃スタッフとの連携で、急いで折り返し準備が行われました。

通常であれば、全ての号車の清掃が終わると、一斉に乗車案内が行われますが…
遅延しているため、清掃等が終わった号車から、個別に乗車案内が行われました。

折り返しは、はこね51号箱根湯本行き。平常時の折り返し時間はわずか10分です。
果たして、7分遅れで到着した列車は、どうなったのでしょうか?その結果がこちら…

9時22分 駅係員・清掃スタッフ・乗務員との連携で、わずか5~6分の時間で折り返していきました。

おわりに 数百円で混雑を回避できるのはありがたい

大和から新宿までの時間を快適に、あっという間に過ごすことができました。
45分程度の乗車時間は、ロマンスカーに乗っているとあっという間ですが、満員電車だとめちゃくちゃ長く感じるでしょう。

その混雑を回避できる特急ロマンスカー「モーニングウェイ」は、朝ラッシュ時に12本も走っていて、気軽に乗ることができます。

また、朝に新宿等からバスや特急列車でご旅行をされる際に、大荷物を抱えるかと思いますが、満員電車での大荷物は大変だと思います。
大荷物を抱えても問題なく移動できるので、旅行でつらい思いをせずに、楽しい思い出にすることも出来そうです。

朝に快適に移動したい方は、1,000円も掛からずに乗車できるので、ぜひ利用してみてください。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

鉄道コム

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