2020年10月12日
浅草からスペーシアに乗り、東武日光へ向かいました。
東武日光駅を観察したあと、関東の駅百選に選ばれているJRの日光駅を見学しそのまま宇都宮へ向かいました。
その時に、いろは号に乗車したのでその様子を紹介します。
始発の日光駅
東武日光駅から歩いて5分、始発の日光駅に到着しました。
17時18分発の宇都宮行きを待つために、日光駅の中を見学します。
日光駅の2階は、一等旅客専用待合室として使われていたホワイトルームとなっています。
豪華なシャンデリアが、日光線の格式の高さを物語っているような気がします…
17時14分 宇都宮行き 入線
発車の4分前、17時14分に、17時18分発の宇都宮行きが入線してきました。
ここで地元の高校生や、日光からの観光客が乗り込みます。
区画は、ボックスシート部分とロングシート部分にわかれますが、日光駅出発時点ではボックスシートの大体の区画が埋まっていました。
車内
いろは号の車内を紹介します。
ボックスシート
いろは号の一番の特徴と言えるボックスシートです。
このボックスシート、一見するとモケットが観光列車仕様の普通のボックスシートに見えますが、
なんと!!!2+1列配置でかつ、ボックスシート部分のみ若干高い位置にあります。
よ~く写真をご覧いただくと、若干段差になっているのがわかると思います。
また、2+1列配置のため、E231系などのボックスシートより若干広いです。
ロングシート
このいろは号は、沿線の利用客を運ぶ通勤列車としての側面も兼ねているため、先ほど紹介したクロスシートが2+1列配置になっていたり、写真のようなロングシートが備わっています。
椅子自体は、特別なものではありませんが、窓枠や床が木目デザインとなっているためちょっとした特別感を味わえるでしょう。
つり革
ロングシート部分にはもちろんつり革が設置されています。
通常の205系と同じよう丸いつり革ですが、デザインが木目調となっていてそこも特別感を感じられます。
写真だと伝わりづらいですが、優先席が両端に備わっております。
優先席のつり革は、JR東日本特有の二等辺三角形のつり革ではなく、丸いつり革となっています。
一見すると普通のつり革に見えますが、輪っかの部分が少し大きいタイプとなっており、掴みやすくかつ、長時間掴んでても疲れにくくなっています。
荷物スペース
キャリーケースなどの大型の荷物を置くことができる、荷物スペースがロングシートとクロスシートの区切りの部分に備わっています。
そのため、大きな荷物を持って乗車する際に、どこに置けばいいか困るということもありません。
その他
たまに、臨時快速列車に使用されます。
その際に、指定席として使われることがあるため座席番号が振られています。
ドア上には、液晶掲示板、パッとビジョンが備わっています。
いろは号には、無料のWi-Fiサービスがあります。メールアドレスで登録すれば無料で利用できます。
日光の観光情報を車内で通信容量を気にせずに調べることができるので大変便利です。
他には
- 1号車にフリースペースがあります。
- 4号車には車いす対応大型トイレが備わっています。
17時18分 日光駅発車
今回は、外が暗く写真を撮るのが難しい状況のため、文章のみとさせていただきます。
日光駅出発時点では、ボックスシートがほとんど埋まっていました。
そして今市からは、沿線の高校生が乗車しました。
そして徐々に席が埋まっていき、ロングシートも大半が埋まりました。
沿線の高校生の乗車も相まってドア付近が混雑し、そのまま終点の宇都宮到着です。
17時58分 宇都宮到着
終点の宇都宮に到着しました。
2ドアのため、降りるのに時間がかかりました。
折返しは、途中の鹿沼止まりの列車となります。
先ほど紹介したとおり、2ドアのため乗り降りに時間がかかります。
それによる遅延を防ぐため、二駅先の鹿沼行きの運用につきます。
いろは号に乗るには
いろは号は、JR東日本の他の、のってたのしい列車のように特急券や指定席券が必要ありません。
つまり乗車券のみで利用ができます。
また運転日は、ダイヤが乱れない限り特定の列車に使用されます。
停車駅 | |||||
宇都宮 | 8:40発 | 10:20発 | 12:20発 | 14:30発 | 16:24発 |
日光 | 9:23着 | 11:04着 | 13:03着 | 15:14着 | 17:14着 |
停車駅 | |||||
日光 | 9:34発 | 11:24発 | 13:10発 | 15:27発 | 17:18発 |
宇都宮 | 10:15着 | 12:05着 | 13:51着 | 16:08着 | 17:58着 |
運転日等はJR東日本の、のってたのしい列車公式HPをご覧ください。
感想
2ドアで、内装が特別仕様とはいえ、鉄道ファン的に見るとやっぱり205系に乗ってるんだな~って感想を抱きました。
加速してからのジョイント音やモーター音(歯車音)のうるささを聞くと、鉄道ファンは同じ感想をおそらく抱くと思います。
なお、内装は特別仕様のため、これから日光に行くんだという高揚感が湧いてくるでしょう。
鉄道で日光に行くさいには、ぜひ乗ってみてはいかがでしょうか?
特に、青春18きっぷを使う際は、待ってでも乗るべきです。
以上です。おしまい!
日光へ向かう様子はこちら↓
続いて烏山線の記事はこちら↓