2020年10月21日
松本から特急あずさ58号に乗り、東京都内へ戻ってきました。
新宿から、小田急ロマンスカーに乗って帰りましたので、その様子を紹介します。
今回はタイトルにあるとおり、看板車両GSEの後展望に座りました。
長野電鉄で、元HiSE車両ゆけむりの展望席に乗ったので、今回の旅で2回も展望席に乗ったことになります。
始発の新宿駅
22時07分に新宿に着いて、急いで乗車券を購入しました。
当日気づいたのですが、今回はGSEが充当されました。そして、後展望を見たらなんと、たまたま空いていたので、そこの席を指定しました。
7号車の14Bです。一番展望のいい席に座れました。
ちなみに、GSEが藤沢行きに充当されるのは、実は珍しいことではありません。
ピーク時間帯の江ノ島線特急は、10両編成を小田原線方面に充当されるために、VSE車、GSE車が充当されます。
この光景めっちゃ好きです。
22時20分 新宿発車
ロマンスカーは、定刻通り、新宿の駅を発車しました。
一分後には、快速急行小田原行きが発車します。
快調に走り抜け、まもなく代々木上原を通過します。
代々木上原の手前では、千代田線の電車と並走しました。
代々木上原からは、小田急電鉄が長い時間を掛けて完成させた、自慢の複々線を走り抜けます。
経堂駅には、GSEに並ぶ観光特急VSE 50000形が留置されていました。
多摩川を渡って、神奈川県に入り川崎市登戸を通過します。
登戸で自慢の複々線が終わり、郊外の区間へと入ります。
向ヶ丘遊園駅を通過しました。
新百合ヶ丘駅到着
22時42分 最初の停車駅、新百合ヶ丘に到着しました。
前回、ホームウェイ号に乗った記事でも紹介しましたが、多摩線乗り場3番ホームに到着しました。
到着と同時に、先行の急行伊勢原行きが発車していきました。
多摩線に階段を使わずに、スムーズに乗り換えることができます。
新百合ヶ丘駅出発直前に、新宿駅を1分後に発車した快速急行小田原行きが到着しました。
空いている線路を埋めることによって、無駄のない運転を行えるように工夫がなされています。
新百合ヶ丘駅を発車しました。またも快調に、走っていきます。
そして小田急で2番目に利用客の多い、町田駅を通過していきます。
町田と相模大野の間で、30000形 EXEとすれ違いました。
相模大野 到着
小田急の基幹の駅、相模大野駅に到着しました。
相模大野からは、江ノ島線に入り、藤沢へ進路を取ります。
また相模大野では、新百合ヶ丘で見た、先行の急行伊勢原行きに乗り換えることができます。
ゆっくりと、相模大野駅を発車していきました。
相模大野駅の留置線を照らす、照明が美しいです。
東急田園都市線との接続駅、中央林間を通過します。
新宿駅では、後展望席は大半が埋まっていましたが、江ノ島線内に入ると、ほぼガラガラでした。
23時04分 大和駅到着
新宿を出て44分、大和駅に到着です。
旅の帰りに、特別な気分を味わえてとても楽しかったです。
車内設備
最後に、車内を軽く紹介します。
この小田急ロマンスカーGSEには、無線LANサービス「odakyu Free Wi-Fi」と、現在地や展望席の映像を楽しめる「Romancecar Link」があります。
そのため、ロマンスカーの旅をより楽しむことができます。
客室に入った直後に、大型荷物を置くスペースがあります。
箱根などにお出かけの際に、キャリーケースを持ってくる場合はここに入れておくといいでしょう。
テーブルや、やや大型の肘掛け式のテーブルが設置されています。
パソコンなどの作業には向いてはいませんが、お弁当やおつまみを置くのにはちょうどいい大きさだと思います。
車内の案内表示板ですが、液晶ディスプレイ式となっているため、LED式よりも多くの表現ができ見やすくなっています。
後展望の注意点
展望席に座りましたが、展望席には真上に運転席がある関係で、荷物棚が設置されていません。
今回、メインバック、サブバック、カメラバック、お土産袋の4点を持ってたため、スペースの確保に苦労しました。
大きな荷物があるさいは、貴重品だけ持って荷物棚に荷物をおいたほうがいいでしょう。
なお荷物棚は、スカイライナーや成田エクスプレスとは異なり、全然目立たないので、そこのところは気をつけてください。
感想
今回ロマンスカーに会いに、長野に行き、その帰りにも看板ロマンスカーの展望席に座れてとてもいい思い出になりました。
後展望は、前展望に比べると人気はなく楽しめるイメージはないと思いますが、
過ぎ去る景色はそれはそれで見てて面白いです。
小田急線は、多くの景色を通過するため「こんなところを走ってたんだ~」という楽しみ方ができたり、複々線の区間でロマンスカーを追いかける電車を見れたりととても面白いです。
ホームウェイ号の展望席は、今回みたいに、割と直前で取れることもあるので、機会があればぜひ乗ってみてください。
以前、同じ列車に乗った記事はこちら↓
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