2021年3月16日
18きっぷの旅の最終日、山形から仙台と常磐線を経由して東京に帰る前に、一度乗ってみたかった左沢線に乗車しました。
終点左沢から山形までの復路、最後尾から線路などを撮ったので、その様子を紹介します。
左沢駅
左沢線の終点、左沢駅です。
かつて、ここから先延伸して国鉄長井線、現在の山形鉄道フラワー長井線荒砥まで伸ばして、奥羽本線と併せて環状線にする構想がありました。
左沢駅の駅名標です。
今回乗車する山形行きは2両編成のワンマン列車です。
山形行きの行き先表示です。山形では新幹線に乗り換えられることを強調するため、山形新幹線が描かれています。
左沢行きの場合は、左沢線が描かれています。
8時52分 左沢駅発車
8時52分 左沢駅を発車しました。
左沢駅を出ると、早速トンネルに入りいきなり山岳路線のような景色を見せます。
もう1回トンネルを通ります。
列車は柴橋駅に到着しました。左沢線は、全区間で6両編成が走行するのですが、この柴橋駅のみ、ホーム有効長が2両編成までとなっており、ラッシュ時にはドアカットが見られます。
柴橋駅を出ると、山形自動車道の下を通ります。
羽前高松駅に到着しました。羽前高松では、20名程度学生さんが乗車します。
西寒河江駅です。道路下にある少しだけ変わった駅です。
左沢線の拠点の、寒河江駅に到着しました。寒河江では、大勢乗車してきて大半の席が埋まりました。
寒河江始発の列車が多く設定されています。
寒河江駅の全景です!こういう車両基地が併設されている駅がこぢんまりとした駅が好きです。
次の南寒河江駅に到着しました。南寒河江周辺は住宅地が広がっています。
最上川橋梁を渡る
列車は最上川橋梁を渡ります。
この橋梁は、元々旧東海道本線に設置されてた木曽川橋梁として使われていたものです。
羽前長崎駅に到着です。こちらも周辺に住宅地が広がっています。
羽前長崎では、大勢の学生さんが乗車してかなり混んできました。乗車率は130%くらいですかね…
続いて、羽前金沢駅に停まります。周辺は田畑が広がっています。
よくある典型的な無人駅ですが、6両編成に対応する長いホームになっています。ジオラマで再現したら面白そうです。
羽前山辺駅に到着しました。数少ない列車交換が可能な駅となっており、時々列車の行き違いが行われます。
左沢線名物の6両編成同士のすれ違いはここで行われます。
須川橋梁を渡る
羽前山辺駅を出ると、左にカーブして須川橋梁を渡ります。
2003年に架け替えられました。この橋は、斜張橋の桁を支えるケーブル部分をコンクリートで覆う構造の斜版橋が採用されています。鉄道では、意外と採用が少ないですが徐々に増えていってます。
E13 東北中央道をくぐると東金井駅です。
東金井を出てから、少しすると左右に住宅地が広がって盛土を走ります。
曲がり切ったらすぐに、9時27分 北山形駅に到着です。北山形からは、仙山線と同じ線路を走ります。
反対方向の左沢行きの発車を待ってからの発車となるのですが…
北山形で大勢の降車があり、乗り降りに時間がかかり2分遅れました。
北山形駅出発後、すぐに仙山線と合流し、奥羽本線と並走します。
圧巻の場内信号機!
山形城のお堀を通り…
速度を徐々に落としていきます。
終点山形駅到着
9時37分…定刻だと35分なので2分遅れて終点山形に到着しました。
このまま、隣に停まってる9時45分発の仙山線快速仙台行きに乗って、このまま仙台へ向かいました。
感想
左沢線は、高校生の通学で混雑するので6両編成になるのが一部ファンからは有名ですが、帰りの便ってことで混まないだろうと思ってたのですが…
沿線から山形などへのお出かけ客や、部活と思われる学生さんでかなり混んでいたのが驚きです。
左沢線は、山形のベットタウンを走る生活路線であることを、実感しました。
次は、山形と仙台を結ぶ仙山線について紹介します。今回も最後までご覧いただきありがとうございました。