みなさん、こんにちは。日本各地には、様々なSL列車が走り、人気を集めています。
今回は、非常に気楽にSL列車の旅を楽しむことが出来る「SLもおか号」を紹介。
乗車方法や乗車中の様子、往復で乗車する際の楽しみ方を紹介します。
SLもおか号に乗りたいけど、どのように動けばいいのか参考にしたいという方の助けになればと思います。
また、SL列車と言えば、個性豊かな客車。このSLもおか号は、他のSL列車と違い、いい意味で全く飾り気がありません。
ブルートレイン無き今、客車列車は貴重です。
そんな中でも、現役当時とほとんど変わらないのは大変貴重ですので、客車列車に興味があるよと鉄道ファンの方々の参考にも、なるかと思います。
真岡鐵道線と「SLもおか」はどんな列車?運賃・料金など
SLもおか号が走る真岡鐵道真岡線は、茨城県下館駅(JR水戸線・関東鉄道常総線)と、栃木県茂木駅を結ぶ全長41.9kmの路線です。
真岡鐵道線は、特に目玉となるような絶景が無く、ほとんどの区間に渡り、北関東特有の開けた田園風景の中をひらすら走ります。
同じような関東平野の田園風景を走り抜ける光景は、JR両毛線や、東武日光線などでも見ることができますが、SL列車(客車)で移動できるのは、この真岡鐵道くらいです。
そんな真岡鐵道を走る「SLもおか」は、検査などを除き、ほぼ毎週の土日やGW期間に運転されます。
同じく首都圏近辺の「SLパレオエクスプレス(秩父鉄道)」など、多くのSL列車では冬季には運休となりますが、「SLもおか」は冬季を含んだ、通年で運転がされ、冬でもSLに乗れる数少ない列車となります。
使用車両は、C12 66 と50系客車の3両編成。
乗車定員に限りがありの全車自由席。つまり、座席定員制(乗車整理券制)の列車です。
乗車料金は、区間問わず1回ごとに、大人500円・小児250円です。
乗車区間 | 運賃(乗車券) |
---|---|
下館~真岡 | \560 |
下館~益子 | \780 |
下館~茂木 | \1,050 |
真岡~茂木 | \780 |
益子~茂木 | \560 |
なお、運賃と料金のお支払いは、現金のみとなり、クレジットカードや交通系ICカードは使用できないのでご注意ください。
また、真岡鐵道では関東鉄道と合同で、「常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷ」を土日を中心に発売。
このフリー乗車券は、名前の通り、関東鉄道全線と真岡鐵道線(下館~益子)が乗り降りし放題で、
・大人\2,300・小児\1,250
と安く乗ることができます。
取手から益子までの運賃が、合計\2,318なので、片道乗るだけで元が取れるお得なきっぷです。
※益子~茂木を乗車の際は、その区間の別途運賃が必要。
お得なときわ路パス発売中
真岡鐵道線全線と、つくばエクスプレスを除く、茨城県内全ての鉄道が、
1日乗り降りし放題の「ときわ路パス」が12月24日までの土日祝にて発売中です。
発売料金は、大人2,180円・小児550円・大人の休日倶楽部会員1,670円と、破格の安さです。
また、JRの企画乗車券なので、クレジットカードでもお支払いいただけます。
こちらのご利用もご検討ください。
「SLもおか」の乗り方を徹底解説
運転日と運転時刻について(2023年)
2023年度SLもおか運転日
- 2023年4月~2024年3月の土曜日、日曜日(年末12月30日・31日を除く)
- 2023年5月3日(水)~5日(金)【GW期間】、8月14日(月)【花火大会】、11月3日(金)【文化の日】
詳しくは、真岡鐵道公式サイトをご覧ください。↓
2023年3月18日改正(最新版) SLもおか運転時刻
駅名 | 往路(下り)↓ | 復路(上り)↑ |
---|---|---|
下館 | 10:35発 | 15:58着 |
折本 | 10:42発 | 15:51発 |
久下田 | 10:50発 | 15:44発 |
寺内 | 10:57発 | 15:36発 |
真岡 | 11:03着 11:13発 | 15:30発 15:21着 |
西田井 | 11:20着 11:25発 | 15:13発 15:10着 |
益子 | 11:32着 11:34発 | 15:03発 15:01着 |
七井 | 11:40発 | 14:56発 |
多田羅 | 11:46発 | 14:50発 |
市塙 | 11:54発 | 14:44発 |
茂木 | 12:06着 | 14:28発 |
SLもおか号の運転時刻です。運行本数は上下1本ずつの1往復となります。
下館~茂木間の所要時間は、おおむね1時間30分程度と、普通列車より少し遅い程度で走り抜けます。
途中、真岡では10分程度、往路の西田井では5分程度停車し、その間に記念撮影などができます。
整理券の予約は、乗車2日前の23時55分まで
真岡鐵道公式サイトでは、SLもおかに乗車の際、公式サイトからの事前予約をおすすめしています。
予約開始期間は、運転日の1カ月前から2日前の23時55分までです。
・真岡鐵道の公式サイト予約ページより、乗車日、氏名、メールアドレスを入力
・SLもおかの予約ページはこちら↓
空席があれば予約なしの当日券も!当日券はほぼ確実に買えます!
SLもおかでは、当日に空席がある場合に限り、事前予約なしの当日券を購入することができます。
桜のシーズンや、真岡鉄道沿線でイベントが行われない限りは、予約で満席にならず、当日券が発売されるので、
急に真岡鉄道に乗ることが決まり、事前予約の期限が間に合わなかった場合でも、安心して乗ることができます。
詳しくは、真岡鐵道公式X(旧Twitter)をご覧いただくか、真岡鉄道にお問い合わせください。
整理券の引換は有人駅から乗車は駅窓口!無人駅からは車内にて
事前予約を行った場合も、事前予約なしの当日券で乗車する場合も、両方とも乗車当日の流れは同じになります。
【有人駅から乗車時】★下館、真岡、益子、茂木
- それぞれの乗車駅の有人窓口にて、SL整理券を購入
- 事前予約をした場合は、予約確認メールの「予約ID」「ご予約内容」がわかるもの(スマホの画面、印刷した紙など)を、係員に提示。
- 乗車券は、券売機がある駅では、券売機で購入。
- 下館駅乗換時は、真岡線ホーム窓口にて乗車券を購入可能。
- 下館駅では復路(上り下館行き)・茂木駅では往路(下り茂木行き)の購入不可
【無人駅から乗車時】★折本、久下田、寺内、西田井、七井、多田羅、市塙
- 乗車予定駅からそのまま列車に乗車し、車掌よりSL整理券を購入。
- 事前予約の場合は、予約確認メールの「予約ID」「ご予約内容」がわかるもの(スマホの画面、印刷した紙など)を、車掌に提示し購入。
SLもおかの予約ページはこちら↓
全車自由席の「SLもおか」乗車当日の混雑状況は?
乗車当日は、10月14日鉄道の日、天候は晴れ、気温は比較的涼しく過ごしやすい、
まさに絶好のお出かけ日和でしたが、当日券も問題なく購入でき、車内も程よい混み具合でした。
乗車時、往復ともにボックスシートに座りましたが、相席になることは一切ありませんでした。
【往路・茂木行き】
- SL発車の1時間ほど前から、真岡線ホーム上に乗車予定の方が多数
- 10分前に行われるドア開け直後より、大半のボックス席が埋まる
- 関東鉄道快速(10時27分着)の到着後は、ボックス席がすべて埋まり、一部では相席も発生
仕方なくロングシート部分に着席される方もいる状況
- SL駅舎、SLキューロク館がある真岡駅では数名下車
- 益子駅では、20名程度が下車し、同じくらいの人数が乗車
- 下館~茂木間は、ほとんどのボックスシートに乗客が座っている状況
- 全区間乗り通し乗車は、全体の6割~7割程度いる模様
- 上記の通り盛況であるが、予約枠に対してはやや余裕がある印象
【復路・下館行き】
- 全区間に渡り、往路より乗客が少なく席に余裕がある
- 乗車人数は、往路の7割程度の印象
- 後ろ2両(1号車・2号車)は、全区間ボックス席に空席があり余裕な印象
- 通路に出やすいロングシートに意図的に座る方も数名
- 始発の茂木駅ドア開け直後より、ほとんどの方がボックスシートに着席
- 益子駅より数名程度乗車
- 真岡駅では、下車・乗車共にほとんどおらず…
- 往路同様、全区間乗車は全体の7割程度の印象
「SLもおか」往復乗車記!道中での楽しみ方をご案内
今回は、SLもおかに往復で乗車してきたので、道中を紹介します。
下館駅到着、発車前のSLの入換を見学
9時37分 関東鉄道常総線に乗って、筑西のターミナル:下館駅にやってきました。
跨線橋前の改札で、使用している「ときわ路パス」を提示し、跨線橋を渡って、JR水戸線・真岡鐵道線乗り場に入っていきます。
1番線側の階段を、左に降りて行くとすぐ目の前が、真岡線乗り場です。
ここに、SLもおか利用者向けの窓口が設置されているので、ここで現金500円を支払って、SL整理券を購入します。
購入後すぐに、9時42分発の茂木行きが発車するので、見送ります。
SLもおかの発車まで1時間弱もあり、かなり気が早いと感じるかもしれませんが、これこそ「SLもおか」を最大限楽しむポイントの一つでもあります。
SLもおか号は、車庫のある真岡駅から、ディーゼル機関車に回送されやってきます。
その後、下館駅にて運転準備のため側線への入換を行い、普通列車の発車後にホームにやってきて、乗客を乗せるのです。
この一連の作業を見るために、1時間早く下館駅にやってきたのでした。
9時55分頃、踏切が鳴り、真岡方から列車がやってきました。DE10 1535に牽引されるSLもおか号です。
信号設備の関係で、一旦ホームに入線しますが、その後係員の誘導により、入換作業を開始。再び踏切が鳴動します。
踏切上で一旦停止した後、ポイントの転換を確認し、本線上で折り返して、ホーム横の側線にて待機をします。
回送に使ったDE10 1535は、SLもおかが、再び下館に戻ってくるまでの間、この側線に留め置かれるようです。
SLもおかが準備をしている間、10時17分発の茂木行きが発着。
この列車が発車するまで、入線できないため、SLもおかに乗れるようになるのは、発車の約10分前からとなります。
発車まで少し時間があるので、駅舎を見てみましょう。
この下館駅の駅舎にはステンドグラスがはめられており、これまたオシャレです。
駅舎にはNewDaysが併設されていますが、平日のごく一部の時間しか営業していません。
なので、駅目の前のピスカにあるヤマザキショップ。もしくは、ピスカを過ぎて右に曲がったところにある、セブンイレブンでお菓子やおつまみを購入するしかなさそうです。
そのまま乗り継いで行かれる方は、乗換駅の取手・小山の時点で調達しておいた方がよさそうです。
SLもおかに乗車 10時35分下館駅発車
発車の10分前になり、SLもおかが側線から出てきて、ホームに入線しました。ホームには長い行列が出来ています。
そして、車内に入ると、50系客車の特徴である両開きのデッキ扉、その先でロングシートとつり革がお出迎え。
塗装とモケットは、変わってはいますが、それ以外は登場当時そのままとなっています。
日本各地で走る他の50系客車のほとんどは、観光列車として、大きく手が加わっているので、客車列車自体貴重ですが、その中でもさらに貴重。
ほぼ国鉄・JRでの現役当時のままなのが、鉄道ファン的には嬉しいところ…
デッキにはごみ箱が設置してあり、そこには酒田運輸区と書かれていました。
1993年の701系がデビューするまでの間、活躍していた車両のようです。
寒い日には、機関車からの排熱を利用して車内を温める、蒸気暖房も健在です。今でも稼働しています。
この車両は、非冷房のため、天井扇風機もずらっと並び圧巻です。
乗車直後、SLもおかの予約限定の弁当の販売があり、売店がある2号車には行列が出来ていました。
10時35分 汽笛が鳴り響き、ゆっくりと下館駅を発車。多数のギャラリーに見送られます。
じわじわと速度が上がっていき、転動音とSLのドラフト音が、開いている窓から入ってきました。
非冷房のため、大半の方が窓を開けて、風を浴びながら、雄大な関東平野を眺めています。
発車後すぐに、乗車券の拝見と、乗車記念証の配布が行われました。
最初の停車駅、折本駅発車後に、緑に囲まれたところを走り…
折本駅に停車。ここから栃木県に入ります。
この折本駅は、茨城県筑西市と栃木県真岡市の県境にある駅です。
寺内駅と真岡駅の間では、多くの方がSLを撮影されているところを見られました。
11時03分 真岡駅で10分停車 SL型駅舎と記念撮影
あっという間に30分が経ち、真岡鐵道の車両基地と本社がある重要な拠点の駅、真岡に到着です。
この真岡駅は、SL型の駅舎と、SLキューロク館がある観光拠点の駅でもあります。
SLキューロク館は、SLが2両動態保存されていたり、昔の旧型客車が静態保存されている観光施設です。
他にも駅構内に、部品取り用のDE10が留置されていたり、
駅の外では、SLキューロク館と合わせて、様々な車両が展示されています。
今回は時間の都合で、真岡駅周辺をじっくり見れなかったので、次回来たときに、全部の保存車両などを見ていきたいところです…
10分の停車時間の間、SLの機関室を軽く見させていただいたり…
反対側のホームで、SLを撮影していました。
跨線橋の手前にて改札が行われているので、駅構内を移動する際は、必ず乗車券を忘れないようにしてください。
SLもおかは、真岡駅を発車。大勢のギャラリーに見送られます。
真岡駅の次の駅:北真岡と、次の停車駅:西田井の間には、桜並木が広がり、春にはピンク色に染まります。
また、菜の花も咲くので、この区間は、真岡鐵道トップクラスの撮影地となっています。
次に停車駅、西田井に到着。対向列車待ち合わせのため、ここでは5分停車します。
ここでは、日の当たり方も良く、キレイにSLが撮影できました。
西田井を出ると、次は益子です。益子駅到着直前、進行方向右側を向くと、益子焼のオブジェクトがお出迎えしてくれました。
11時32分 益子駅到着 ここからラストスパート
真岡鐵道の観光需要を担う駅の一つ、益子に到着しました。
有名な陶器、益子焼であることで有名で、この日も多くの観光客が、SLもおかから乗り降りされていました。
益子を出ると、七井、多田羅、市塙と4駅連続で停車していきます。
多田羅を出て、しばらくすると、機関車が細かく警笛を鳴らしました。
なにかと思いきや、市貝小学校で運動会をやっていたそうです。さっきの独特の汽笛は、SLからの応援でしょうか?
市塙を出ると、笹原田、天矢場の2駅を通過して、終点の茂木へ向かいます。
市塙を出ると、わたらせ渓谷鐵道のような険しさではありませんが、少し山がちなところを、少し勾配を上りながら走っていきます。
天矢場を通過後、車内チャイムが鳴り、車掌より案内が行われました。
進行方向右側に見える、道の駅もてぎで、多くの方がSLを見送っているとのことです。
道の駅、目の前では、多くの方がSLに手を振ったり、撮影していました。SLが通過する時刻になると、アナウンスがされるのでしょうか?
この後、昼食を食べに、この道の駅に行きます。その様子も紹介します。
12時06分 真岡駅到着 SL転車と道の駅で昼食
12時06分 茂木駅に到着しました。
到着直前には、SLの転車の様子をお楽しみくださいとアナウンスもされています。
お手洗いに行くため、一度駅の外に出た後、再びホームに入ると、側線への入換作業が行われていました。
客車を切り離した後、転車台に載っかり、方向転換が行われます。
方向転換が行われると、客車の方を目指し、給水などの運転準備が行われました。
SLは給水作業完了後に、車止めがある方に進み、ホームを通過してから、50系客車の反対側に連結されます。
また、車止め側の構内踏切を進むと、SLの方向転換を間近で見られるスポットがあります。
SLの転車作業が終わった後、窓口にて帰りのSL整理券を購入。駅には行列が出来ていました。
この茂木駅からは、今話題の宇都宮ライトレール方面と連絡するバスが、本数は少ないですがあります。
これらと組み合わせて、宇都宮への周遊ルートで訪れるのも、いいかも知れませんね…
折り返し発車まで時間があるので、茂木駅を出て1kmほど進み、道の駅もてぎまでやってきました。
先ほど大勢の方が見送られたところからは、このように列車を撮影できます。
道の駅では、肉汁うどんと…
食後のデザートとして、ジェラートを購入
ダブルで350円は、かなりの量で非常に満足しました。味はゆずとイチゴをチョイス…
また、レモン牛乳ウエハースもお土産として購入しました。
駅へ向かおうとすると、ちょうどタイミングよく、茂木行きの列車が走っていき…
駅前通りを進んでいくと、踏切が鳴る音が聴こえたので、踏切の方へ向かうと…
ちょうど、SLもおかが側線から、ホームへ入換をするところを見られました。
急いでホームへ向かい、いよいよ折り返しの下館行きに乗車です。
14時28分 茂木発車 折返して下館へ戻る
14時28分 下館行き(復路)は、茂木を発車しました。
帰りは、最後尾の3号車に座りました。デッキから後方の景色を眺めます。
再び、多数のギャラリーに見送られながら、道の駅もてぎ付近を通過します。
そして、窓が半開の中、SLもおかはのどかな景色の中を走り抜けます。風とジョイント音が心地いいですね…
ちなみに、窓を開けていると、SLからの煤がたくさん入ってきます。
15時03分 益子発車 ちょっと変わった踏切を見る
そして、再び関東平野の開けた景色を走るようになり、益子に停車
15時03分 益子を発車しました。ここからは10名程度乗車されました。
益子駅を出ると、少し変わった踏切が見えてくるので見てみましょう。
この踏切、構造自体は、大きいサイズのごく普通の第1種ですが、よーく見てみると、踏切につながる道路が繋がっていません。
この踏切は「石並踏切」と言って、県道つくば益子線の整備計画で、以前は第4種だったものを改良して、いち早く作られました。
ところが、この県道つくば益子線のバイパスの整備が、7年以上たった今でも進んでおらず、今年になりようやく踏切付近の道路建設が、着々と進みました。
そのような経緯で誕生したのが、設備は現役だけど、道路が現役でない、この変わった踏切となります。
列車は西田井に到着。往路同様、対向列車との待ち合わせのため、少々停車します。
空いた窓から、列車とすれ違うのを見るのも、これまた旅をしているなって感じで最高ですね…
15時21分 真岡駅停車 C12 66とSL型駅舎を絡めて撮影
15時21分 真岡駅にて9分間停車。その間に、C12 66とSL型駅舎を絡めて撮影。
真岡鐵道らしい光景をおさめに、多くの方がこの位置から撮影していました。
15時30分 真岡駅を発車。SL型の独特の建物が並ぶ姿を後ろから撮影します。
列車は、ここからラストスパート。寺内、久下田、折本と停車していき、茨城県に戻り下館を目指します。
東電パワーグリッド下館変電所が見えてくると、大きく左へカーブして行き…
JR水戸線、関東鉄道常総線と合流し、下館駅構内に入っていきます。
15時58分 下館駅到着 車庫への送り込みは、なんと営業運行
15時58分に下館駅に到着し、
- 16時00分 友部行き 水戸線
- 16時01分 小山行き 水戸線
- 16時07分 水海道乗換取手行き 常総線
の3列車に、短い乗り換え時間でスムーズに乗り換えられます。
到着後、すぐに回送用のDE10が動き出し、SLもおかに連結されます。
この車庫への列車、回送ではなく、なんと営業運行で16時07分発の普通として、真岡駅まで送り込まれるのです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
お得なときわ路パス発売中
12月24日までの土休日限定で、
- 真岡鉄道全線
- 関東鉄道常総線・竜ケ崎線全線
- 鹿島臨海鉄道線全線
- ひたちなか海浜鉄道線全線
- 茨城県内のJR線
が乗り放題の「ときわ路」パスが発売中です。
これら1日乗り放題で、なんと!!!
大人2,180円・小児550円・大人の休日倶楽部会員1,670円の、破格の安さで乗ることができます。
別途、SL整理券(500円)を購入すれば、SLもおか号にも乗ることができます。
今回は、関東鉄道を使って下館まで行き、そこから今回の真岡鉄道・SLもおか号(往復)に乗車しました。
このときわ路パス、なんと取手から茂木までの片道を移動した時点で、元が取れました。
SLもおか号と紹介した普通客レの運転日は、土日だけですので、乗りに来られる方はぜひ、ときわ路パスをご活用ください。
おわりに
イベントや桜のシーズンでない限り、確実に席が空いていて、当日に予約なしでも、飛び乗れるSLもおか号。
SL列車や客車列車に乗りたいという方、どこか土日にお出かけしたい気分の方。
ときわ路パスを使えば、予算6000円程度とお安く、ふらっと超お気軽に鉄道旅を楽しめるので、ぜひこの週末、SLもおかに乗ってみてはいかがでしょうか?
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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