みなさん、こんにちは!keitrip/須田 恵斗です。
6月24日 TOMIXよりJR GV-E400形ディーゼルカーの新潟色セットと秋田色セットが発売されました。
今回は、TOMIXのキハ47新潟色を持ってたり、18きっぷの旅で割と馴染みのある車両で物欲が抑えきれなくなったので、購入しました。
簡単にですが、GV-E400系の製品を紹介していきます。よろしくお願いします。
GV-E400とは?
GV-E400系は、これまで運用されてきたキハ40系列を置き換えるために、
2019年に新潟地区に、2020年に秋田地区に導入された電気式気動車です。
両運転台式のGV-E400と、片運転台でユニットを組むGV-E401+GV-E402の3車種あります。
新潟地区は、黄色、ピンク、赤のドットをライン上に配置した帯を、
秋田地区は、先代のキハ40を彷彿とされる、青と白のグラデーションの帯が採用されています。
車内デザインも、新潟地区は同地区のE129系電車に似たデザインのピンク系のモケット、
秋田地区は、青系のモケットが採用されており、内外装のデザインを統一しています。
また、JR北海道には本形式と同一設計で極寒地仕様にしたH100系も導入が進み、道南地区を除く大半の非電化路線で運用が進んでいます。
GV-E400の運用範囲(臨時列車を除く)
新津運輸区(新潟地区)
- 信越本線 新潟〜新津
- 磐越西線 新津〜会津若松
- 白新線 新潟〜新発田
- 羽越本線 新津〜新発田〜村上〜酒田
- 米坂線 坂町〜米沢
秋田車両センター(秋田地区)
- 奥羽本線 秋田〜東能代、弘前〜青森
- 五能線 東能代〜川部〜弘前
- 津軽線 青森〜蟹田〜三厩
GV-E400の配置両数
新津運輸区(新潟地区)
形式 | ユニット・両数 | 車番 |
---|---|---|
GV-E400 | 8両 | 1〜8 |
GV-E401+GV-E402 | 16ユニット・32両 | 1〜16 |
8両+32両=40両が在籍
※内、GV-E400 1両と GV-E401+GV-E402 1ユニット2両の計3両は量産先行車
秋田車両センター(秋田地区)
形式 | ユニット・両数 | 車番 |
---|---|---|
GV-E400 | 11両 | 9〜19 |
GV-E401+GV-E402 | 6ユニット・12両 | 17〜22 |
11両+12両=23両が在籍
TOMIX GV-E400のレビュー
パッケージです。それぞれのクリアケースにM車とT車が入っています。
取り出すとこんな感じ…
インレタです。側面と前面の車番と、車椅子・ベビーカーマークをインレタで貼ります。
車椅子・ベビーカーマークの転写の際には、向きに注意してください。
車番は、2〜8(新潟)と9〜19(秋田)の、量産先行車を除く全ての車両を再現できます。
続いて行き先表示器です。
新潟地区
- 普通 新潟
- 普通 新津
- 快速 会津若松
- 普通 新発田
- 普通 酒田
- ワンマン 米沢
秋田地区
- 普通 秋田
- 快速 東能代
- 普通 弘前
- 普通 青森
- 普通 蟹田
- 普通 川部
の行き先が入っています。
「快速 会津若松」の行き先表示が”会津若”と切れていますが、
これは実車のGV-E400は4文字以上になると、キハ189系などと同様にスクロール表示となるので、それを再現した形となります。
GV-E400系のカプラーは、このために開発した専用のTNカプラーとなっており、見栄えと実用性の両方を兼ね備えたものとなっています。
連結面の幌は、キハ40系列製品同様、付属品による後付けになります。
秋田地区のセットには、津軽線:新中小国信号場〜三厩間で使用する、衛星電話アンテナが入っています。
行き先表示シールを貼り付ける際、説明書では遮光板ユニットを外し、そこでシールを貼り付ける説明になっていますが、遮光板ユニットを外すより、前面パーツを外した方が個人的には楽です。
側面パーツを前面パーツ境界部で少し広げ、前に押し出すことで前面パーツが簡単に外れます。
そうするとそこに遮光板パーツが出てくるので、そこに行き先表示シールを貼り付けることができます。
ギャラリー
あとがき
現在、GV-E400の新潟色と秋田色の2つしかありませんが、前面パーツやカプラーを変えてJR北海道のH100系や、 GV-E400の2両ユニットなどのバリエーション展開に期待しています。
お値段は、TOMIX公式の定価が12,980円(税込)と、2両編成にしては、HG製品並みやそれ以上の値段となっていますが、製品としては期待通りでした。
↑7月14日 TOMIXからJR北海道 H100系の発売が発表されました。
発売予定は、2023年1月です。予約はお早めに